こんにちは。
お富です。

 
ゴールデンウィークも終わりましたね。

 
僕はゴールデンウィーク中は
世間の方と同じように10連休しました。

 
家族で長野に旅行に行ったり、
家族でキャンプに行きました。

今日もキャンプ場に来て
キョンプ場でこのメールを書いています。

インターネットの仕事をしているので
場所に囚われることもありません。

インターネットが繋がればどこでも仕事ができますし、
インターネットが繋がらなくても記事は書けます。

 
インターネットの良さを活用する必要があると思い
最近は家に閉じこもって作業するのではなく
外に出て仕事をするようにしています。

ですのでわざわざ1時間、２時間かけて山まで行き
そこでテントを張って仕事をしています。

かなり非効率なことをしているのですが
これこそ「生きている」ということなんだと思います。

 
非効率こそ裕福な生き方だと思っています。

最近は畑もはじめ
自分で野菜を栽培しています。

 
土を耕し、肥料をやり、
苗を買って植えて
定期的に水をあげます。

 
生活するという意味では非効率です。

 
スーパーに行って野菜を買えば済むことですが
自分で野菜を育てるという行為は
時間の質、生活の質が向上します。

 
今までは雨が嫌でしたが、
畑仕事をすると雨のありがたみがわかります。

自然と触れ合うと
今まで感じれなかったことを感じることができます。

 
水は
山から常の流れています。
その水が枯れることはありません。

 
そしてその水は海へと行き
蒸発して雲になり雨になります。
そしてまた山から流れて行きます。

こういった自然の循環を知ると

「ああ、自然ってすごいな」

「ああ、俺は俺のことしか考えてないな」

と感じます。

 
感銘と反省が交互にやってきます。

自分たちの知らないところで
自然は動いているのです。

話は少し変わりますが、
北欧の国は幸福度ランキング上位を占めています。

 
フィンランド、ノルウェー、スウェーデンは
幸福度の高い国だと言われています。

 
その理由は

「多くを求めない」

という精神があるからだと言います。

 
北欧の人は
今あるものを長く使います。

家具や食器などもずっと使います。

 
そのためシンプルで
飽きのこないデザインになっています。

そして多くのお金を求めるのではなく
有意義な時間を大事にしていると言います。

 
家族といる時間を大切にしたり、
一人でいる時間を大事にしています。

 
仕事の時間もできるだけ短くします。
そのかわり短時間で質の高い仕事をします。

 
不要な仕事はせず、
本当に必要な仕事だけを選び
その仕事のクオリティを上げます。

北欧は冬が長く、夏が短いので
夏を満喫するために
電気も水道も通っていない
サマーハウスに住む人も多いようです。

 
湖のほとりにある小屋に住み
そこで絵を描いたり
大切な人に手紙を書いたり、
薪を割って火を起こしたり、
湖で釣った魚を料理したりして過ごします。

電気も電波もないので
スマホやパソコンは使えません。

 
電灯もないので
ロウソクなどで明かりを灯します。

水道もないので、
10分歩いて井戸に行き
水を汲んだりします。

 
このような生活をしているので
北欧の人々は幸福度が高いのです。

お金や物質を求めるのではなく
自然を楽しんだり、
家族といる時間を楽しみます。

 
「今を楽しむ」ということに
焦点を合わせています。

このようにのんびり過ごしていると
仕事がおろそかになるかというと
そうではありません。

北欧には

マリメッコ

イッタラ

アラビア

リサ・ラーソン

といった優れたデザイン会社もありますし、
イケア

ハーマンミラー

カール・ハンセン＆サン

アルネ・ヤコブセン

などの有名家具ブランドもあります。

ムーミンも北欧で生まれた
キャラクターです。

 
のんびり暮らしているからこそ
よく考えることができ、

本当に必要なものだけを作り
優れたものだけを世に出して行くのです。

 
多くを求めず、今あるものに満足し、
のんびり暮らしていく北欧の人々。

 
これからの日本に
大事なことだと思います。

 
昭和ではモノがなかったので
多くのものを所有することが幸せでした。

 
平成も物質主義の傾向がありましたが
後半からはモノを持たないことが幸せだと
思い始める人も増えていきました。

 
令和では不要なことはせず、
本当に必要なことだけをして生きる
という風になっていくと思います。

 
大量にモノを作るというのは不要なことです。
すでに世の中にはモノがありふれています。

おもちゃも不要なものが多いです。
ガチャで手に入れたおもちゃは
カプセルから開けた瞬間ゴミになります。

 
子供達はそのおもちゃに愛情を持たず
ガチャからモノが出てくるという経験しか楽しみません。

 
こういった不要なものは
どんどん消えていけばいいと思います。

僕らがする仕事も
不要なことはしなくてもいいはずです。

 
例えば

「家を所有する」

ということも
本当は不要なのではないか？
と疑ってみるべきです。

家を所有したばかりに毎月の支払いが増え
会社を辞められないという人もいるかもしれません。

家がなければ
会社を辞め、自由に暮らすこともできるかもしれません。

住む場所は
アパートでもいいわけです。

家は資産にもなりませんし、
子供達もいつかは出て行きます。

 
家を持てば

固定資産税、修繕費、ローン。。。

様々な支払いが増えます。

リスクのないアパートに住み
飽きたら別なところに住み
払えなくなったら安いところに移り住む。
こういった自由さも大事だと思います。

 
今後はモノを所有せず、
できるだけ働かず、
多くのお金を所有せず、

「自分が幸せだと思える時間を所有する」

ということが令和の生き方です。

 
お金を多く求めればきりがありませんし、
失うものも多いです。

必要十分
あるもので満足する

この精神がこれから大事ですね。

 
それでは。